『惑星のさみだれ 6巻』読了
![惑星のさみだれ 6 (ヤングキングコミックス) 惑星のさみだれ 6 (ヤングキングコミックス)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/518GMK%2B%2B-gL._SL160_.jpg)
- 作者: 水上悟志
- 出版社/メーカー: 少年画報社
- 発売日: 2008/10/29
- メディア: コミック
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作者の水上悟志の作品は初期の頃から読んでいるのですが(『げこげこ』の頃から読んでます)、この方は結構「受け継ぐ」ということを重視されているのかな、とふと思いました。技術や能力だけでなく、生き方といったようなものの「継承」が作品の中で度々見受けられるように思います。例えば『サイコスタッフ』なら光一とその母、『散人左道』ならフブキと法鉄、連載中なのでネタバレは避けますが、『惑星のさみだれ』においても継承が行われます。教え与えてくれた人と別れたり、時にはその人が亡くなっても、受け継いだ者の中に残るものがある。そういうことを、ふと思った訳です。私の場合、個人的にそういう物語が好きなのですがね。
(余談ですが、水上作品における継承って、基本的に年長者から年下の人間へ、ですね。年長者に出来た人間が非常に多いです。ふと思いました。*1)
とりあえず、この6巻の感想を一言で言うなら「ネズミの格好良さに惚れた」ですよ。
「おれっちはお前が大っ嫌いだ
二度とその顔見たくねえ
だから
ぜってー死ぬな」